戦争法案に反対

 2015年9月5日、札幌の大通公園で医療九条の会・北海道や保険医会有志などの呼びかけで「戦争法案反対 医療・介護従事者大宣伝行動」が行われ、民医連職員をはじめ、120人の医療・介護従事者が集い、白衣を着て宣伝しました。
 元北海道保険医会会長の三上一成医師、木村健修医師をはじめ、北海道民医連から堺慎会長、札幌南社福の山地誠一理事長、医療・介護事業所の責任者ら12人が宣伝カーの上から訴えました。
 堺会長は「社会保障費を削って防衛予算を増額することは許されない」と批判。道医労連副委員長(現委員長)の鈴木緑さんは、「太平洋戦争では、泣く泣く幼子を残して戦場に赴いた看護師もいた。安倍首相が『安全』という後方で多くの従軍看護師が殺された。私たちは平和な世界で医療を提供したい。戦争法案は必ず廃案にしよう」と呼びかけました。
 道北勤医協の松崎道幸医師は「北大の卒業同期の有志で、北海道新聞に戦争法案反対の意見広告を出すことになり、多くの仲間が賛同した。名前は出せなくても賛同している仲間はもっといる。みんなの声で廃案に追い込もう」と訴えました。
 「僕も署名していいですか。テレビでいろいろ見たけれど戦争はだめだと思った」と、ひらがなで署名する小学生や、ずっとスピーチに耳を傾けていた女性が歩み寄って署名する姿もみられました。

・案内チラシ