「健康の影響心配」
食と医療から考えるTPP講演会

 9月12日、医療九条の会・北海道の主催で「食と医療から考えるTPP講演会」が行われ、さっぽろ食まちネット代表の富塚とも子さん、北海道がんセンター名誉院長の西尾正道さんが演台に立ちました。
 富塚さんは、「日本には遺伝子組み換えのトウモロコシや大豆を原料とする食品が輸入されているが、原料の上位3品目にしか表示義務がなく、5%未満ならば『組み換えでない』と表示できる」と、健康被害やバイオ企業の利権問題などを指摘。TPP参加を批判しました。
 西尾さんは、「秘密裏に交渉が進められれば、国民の知る権利や主権が侵害される」として、残留農薬問題と健康・医療への影響を指摘しました。
 参加者は、「遺伝子食品の怖さがわかった」「健康と医療への影響が心配」と感想を寄せました。

・富塚さん講演資料
・西尾さん講演資料①
・西尾さん講演資料②
・案内チラシ

「命を脅かす遺伝子組み換え食品」と「TPP」 富塚とも子さん(さっぽろ食まちネット代表)
講演動画(再生時間:1時間25分24秒)

「TPPがもたらす医療破壊と日本人の健康問題」 西尾正道さん(北海道がんセンター名誉院長)
講演動画(再生時間:1時間34分20秒)

DVDもあります。ご希望の方は事務局まで 011-758-4585(医療九条の会・北海道)