いのちと憲法を守ります
憲法記念日に医師・歯科医師が呼びかけ
69回目の憲法記念日、道内各地で憲法を守り活かすことを求める行動がとりくまれました。札幌市中心部では北海道民医連と医療九条の会が共同して「命を守る私たちは戦争法と憲法改悪に反対します」の横断幕を掲げてアピール。医師や民医連職員など20人が参加しました。
医師や歯科医師は、平和や憲法への思いを語りました。札幌病院の猫塚義夫医師は「医療奉仕団としてパレスチナに行き、現地の人たちの考えを聞くと、日本は平和な国でいてほしいと願っていました。日本から海外に自衛隊員を送り隊員の命を危険にさらしていいのでしょうか、いま鋭く問われています」と訴え、改憲を公言している安倍首相を批判しました。
勤医協歯科の遠藤高弘理事長は、「10年後も今のように買い物したりおしゃべりを楽しむことができるかどうかは、みなさんの行動にかかっています」と訴えました。
天候に恵まれ人通りも多い中、2000万署名の訴えに観光客や親子連れなどが快く応えてくれました。1時には「アベ政治を許さない」のボードを掲げ、市民や観光客から注目を集めました。
また午前には、札幌大通公園で「安保関連法廃止&守ろう憲法集会」が行われ、1200人が参加。憲法集会として初めて、平和運動フォーラムや憲法共同センターとの共同でとりくまれました。北海道で寄せられた戦争法廃止2000万人署名は78万6497筆と発表され、6月30日まで署名を続けることが提起されました。集会後は市街地をパレードして「憲法を守ろう」と呼びかけました。